AIを使い始めて、AIが作る画像を見たとき、最初はもう感動しました。
「なんでこんなのができちゃうんだろう」
本当に、これからのAIの時代への期待しかなかったです。
細かく指示しなくても、それらしい画像を作ってくれる。POPを作れば、文字も情報もいろいろ入れてくれる。
最初は、それ自体がすごく見えていました。
でも、自分でも作るようになって、今は少し見え方が違います。
AIで作られた画像を見て、「ああ、この画像は細かく指示を出さないで作っちゃったんだなあ」と思うことがあります。
僕だったら、もう少し工夫するのになあ。
そう思いながら見ていて、ちょっと残念に感じる時もあります。
POPを作って、余白を見るようになった
何も細かく指示せずにPOPを作ると、AIが予測して情報をどんどん継ぎ足してくることがあります。
結果として、盛りだくさんになって、ごちゃごちゃしてしまう。
そこで僕は、余計な情報を出さないようにプロンプトで制御するようにしています。
デザインについて勉強する中で、余白が基本だということも知りました。
今はPOPを見るときも、情報がたくさん入っているかどうかより、見る人がどこを見るのかを意識するようになっています。
何を一番見せたいのか。そこが埋もれてしまったら、自分が作りたいPOPとは違います。
伝えたい言葉をそのまま歌詞にしたら
歌詞をAIで作るときは、最初に自分の思いや伝えたいことを、何も考えずに全部AIへ渡しています。
そこから、自分が使っているスキルの中で余白を作ったり、ストレートな言葉を比喩に変えたりします。
自分が考えた伝えたい言葉を、そのまま歌詞にしたことがあります。
ぶっちゃけ、つまんない歌詞だったんです。
言いたいことは入っている。でも、全部そのまま言われてしまうと、それ以上の感情を想像できない。
今は、自分が伝えたいことを全部説明するより、聴いた人に考えてもらいたいし、感じ取ってもらいたいと思っています。
だから歌詞では、言葉を足すだけではなく、あえて言わないところも作っています。
開発は、先へ行きすぎる
アプリ開発やスキル開発では、また違う困り方があります。
ちょっと見てみようと思ってAIを使っただけなのに、最初に考えていたところを超えて、どんどん先へ行ってしまう。
もしくは、知らないうちに全然違う方向へ進んでしまうこともあります。
もうこれは、本当に困ったことです。
だから開発では、今何が必要なのか、必要な情報はどれなのかを、途中でちゃんと見ることが大事だと感じています。
ふと、人生のことが浮かんだ
POPを作って余白を見るようになり、歌詞では全部言わない方が面白いと感じるようになった。
アプリやスキルを作っていると、逆にAIが先まで進みすぎて困ることもあります。
別々のことをやっていたはずなのに、あるときふと、
「これって、もしかして人生も同じなのかな」
と思いました。
ここから先は、まだ自分でもよく分かっていません。
人生にも余白が必要だ、と答えを出したわけでもないです。
ただ、AIを使い始めた頃は「こんなことまでできるんだ」と感動していた自分が、今は少し違うところを見るようになっています。
何を作るかだけではなく、どこを抑えるのか。何を残すのか。
その感覚が、なぜか人生のことまでつながりました。
今は、まだそのくらいです。




すごく共感します。
AIで「作れること」自体への驚きから、何を作るか、どう使うか、どう考えるかへ。
自分も、もうそちらに価値を感じるようになっています。